フィットネスクラブ、パーソナルトレーニングジムの新規事業参入・新規店舗開発・店舗リニューアル・マーケティング・売上支援

着情報News & Topics

ジム経営者必見!店舗運営コストを削減するための具体的な方法2024-08-26


スポーツジムを運営するには、さまざまな費用がかかりますが、その多くは固定費として定期的に発生します。固定費を上手に管理し、削減することはジムの成功にとって非常に重要です。
本記事では、水道光熱費や通信費、地代家賃、人件費、広告宣伝費、器具備品の見直しなど、具体的なコスト削減の方法を詳しくご紹介します。

スポーツジムでかかる経費の種類

スポーツジムを経営する際には、さまざまな経費が発生します。これらの経費は主に初期費用と運営費用に分けられます。それぞれについて詳しく説明します。

イニシャルコスト

イニシャルコストは、日本語で初期費用を指し、ジムを開業するために必要な費用です。

具体的には、物件取得費、工事費、機材費、システム費、販促費が含まれます。例えば、物件の状態によって工事費は大きく変動し、前のジムの設備を利用できれば工事費を抑えられます。機材費も、簡素なジムであれば数万円程度で済む場合があります。

ランニングコスト

ランニングコストは、ジムの運営や維持にかかる費用です。主な項目は、家賃、人件費、水道光熱費です。特に家賃と人件費が大きな割合を占めます。良い立地ほど家賃は高くなりますが、集客に有利です。

また、質の高いサービスを提供するためには優秀なスタッフが必要であり、人件費がそれに比例します。水道光熱費は、プールや温浴施設があるジムでは高額になりますが、小型ジムでは上記の設備を持たないことが多く、費用を抑えられます。

ジムの費用のコスト削減に関する方針・戦略

ジムの費用削減には、初期投資を抑える方法や運営の効率化が求められます。具体的な方針・戦略をご紹介します。

スモールスタートで初期投資を抑える

ジムの開業初期には、新規会員の数や継続率を正確に予測することは難しく、売上が期待通りにならない場合もあります。運営規模をあらかじめ小さくすることで、初期投資を抑え、経営の負担を軽減しながら将来的な戦略を立てることが可能です。

ジムの経費を節約するには、店舗物件を借りるのではなくマンションの一室で開業する方法が効果的です。マンションであれば家賃2か月分程度の敷金で済み、初期費用を抑えられます。

また居抜き物件を利用することで、ジムの内装費を大幅に削減できます。広いスペースを確保しつつ、コストを抑えることが可能です。

テナント代、人件費、水道光熱費は一度決定すると削減が難しいため、売上が予測を下回ると財務状況が悪化するリスクがあります。まずは小規模でスタートし、経営状況を見極めながら徐々に規模を拡大するのが賢明です。

特化型のコンセプトで差別化を図る

フィットネス業界では、設備が充実した高価格帯のジムと、必要最低限の設備を提供する低価格帯のジムという二極化が進んでいます。中間価格帯のジムは、明確な強みがないと集客が難しいのが実情です。

特定のコンセプトに特化することで、設備投資やスタッフ配置などの不要なコストを削減できます。他のジムとの差別化を図り、効率的な運営が実現可能です。

日本政策金融公庫などの資金調達も検討

ジムを開業する際には、日本政策金融公庫などの金融機関からの融資を受けるのも1つの方法です。自己資金だけでの開業が難しく、家族や親族からの出資も厳しい場合には検討の余地があります。

日本政策金融公庫は創業や設備投資など様々な目的に対応した融資制度を提供しており、創業時には積極的に支援してくれます。また信用保証協会付き融資も利用できます。信用保証協会が保証人となり、金融機関から融資を受ける制度です。

融資を受けるには、事業計画書の作成や自己資金の準備が重要です。詳細なビジネスモデルや収支計画を含む信頼性の高い資料を用意することで、融資の承認確率を上げることができます。

コンサルティングサービスを活用する

ジム経営は、経営状況の見直しや売上計画の策定など、具体的な数値目標に基づく戦略が必要です。施策の実行後も継続的な改善が求められます。

ジム経営のコンサルティング会社は、フィットネス業界の最新情報や豊富な指導実績を持っており、経営課題を包括的に解決する支援を行います。コンサルティング費用はかかりますが、長期的には売上を伸ばしつつ運営コストを削減する体制を築くことができます。

【固定費別】スポーツジム経営でコストを削減する方法

スポーツジムの経営では、固定費の削減が重要です。具体的なコスト削減の方法を以下に示します。

水道光熱費の削減

業務用エアコンを省エネ機能の高いものに変更したり、電力会社との契約を割安なものに変更すると効果的です。電力コストをシミュレーションし、トータルで安価なプランに切り替えることも検討しましょう。
特に新電力会社のプランは大手より安価なことが多く、電気を多く使用するジムには大幅な節約が期待できます。また、最近では簡単に電力を削減できるアイテムも販売されてますので、導入を検討されても良いと思います。

水道使用量削減についてですが、プール無しのスポーツジムにおいてはシャワーの使用量が水道使用量の大半を占めます。
シャワー自体を一定時間で止水する節水タイプに変更することをお勧めしますが、費用も掛かりますので節水装置を取り付けることをお勧めします。最新の節水装置は簡単に取り付けることが可能で効果も抜群です。
ただし導入にはキチンとした効果測定を行い、投資額との費用対効果を見極めて導入することをお勧めします。

上記のコスト削減アイテムについては弊社で取り扱っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
もちろんテスト導入なども可能です。

通信費の見直し

電話代やインターネット使用料などの通信費は固定費の一部です。初回契約時にキャンペーンを利用し、一定期間固定費を抑える方法が有効です。

ただし、回線の安定性や営業に支障がないかは事前に確認が必要です。特にインターネットプロバイダーの変更で費用削減を図る場合、通信速度が影響して、利用者の不満を招いてしまわないように考慮しましょう。

地代家賃の交渉

地代家賃も毎月固定で発生する大きな経費です。オーナーとの交渉で家賃を下げることが可能なケースがありますが、家賃交渉は不動産に精通していないとなかなか難しいのが実態です。
大手のスポーツジムであれば不動産に精通した開発部などが取り扱えますが、一般には難しいため家賃交渉を外部に委託することも一つかと思います。
委託する場合、費用発生はしますが確実に近隣相場、商圏未来予測などを提示し根拠を以て交渉にあたるので、説得力がありオーナーも耳を傾けて頂け、将来に向けた長いお付き合いを希望されることも多く見受けられます。精通した外部に委託する方法も効果的です。

人件費の削減

ジム経営では人件費削減が重要です。無人運営システムを導入し、フロント業務を自動化することで、スタッフの人数を減らせます。入退会手続きやトレーニング指導をアプリやビデオで行うことも効果的です。

パートタイムやフリーランスのトレーナーを採用し、利用者のピーク時間に合わせて柔軟に対応することで固定費を抑えられます。さらに、遠隔接客サービスを導入し、複数店舗の受付業務を集中管理する方法も挙げられます。

広告宣伝費の抑制

広告宣伝費はSNSやWebサイトを自社で運用することで費用を抑制できます。ただし全てを自社運用で行った場合、集客効果が見込めず、費用対効果が見込めないことも十分に想定されます。

アカウントの立ち上げや最初の数ヶ月の広告出稿や運用代行のみをお任せし、その後は自社で運用するなど、部分的に外注するといった方法も効果的です。

デジタルポスティングのようなアプリ内広告を活用し、チラシの印刷代や運送にかかる人件費をカットしながら、コストパフォーマンスに優れた広告出稿を行う方法も挙げられます。

器具備品の見直し

導入するマシンや備品を中古品にすることで、初期費用を大幅に削減できます。主力となるマシンは新品が必要かもしれませんが、それ以外は中古品の利用を検討しましょう。

中古品でも十分な品質を保つものが多いため、コスト削減と品質のバランスを保つことは十分に可能です。

スポーツジム経営において経費削減は必須です

 

スポーツジムの経営では、コスト削減が成功の鍵です。固定費をしっかり管理し、長期的な運営を安定させるためには、さまざまな工夫が求められます。効率的な運営を実現するために、無駄を省き、コストを最小限に抑える方法を常に模索することが大切です。

アースカラーでは、スポーツジム経営におけるコスト削減をサポートしています。節水装置やお得な販促ポスティングを提案し、水道光熱費や宣伝費のコスト削減を目指します。さらに、会員が喜ぶ健康グッズや関連商品を提供し、ジムの売上をアップさせる取り組みも行っています。コスト削減にお悩みの経営者様は、お気軽に無料相談までお問い合わせください。