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ジム経営者必見!
利益を生む商品販売の極意とは
2023-12-08


ジム経営において「もっと売上を伸ばしたいが、なかなか思うようにいかない」と悩んでいる経営者様は多いのではないでしょうか。

商品販売は利益を生み出せるだけではなく、顧客にとってもメリットが多い販売手法です。
しかし成功させるには一貫した戦略や、在庫管理などの管理方法も重要な鍵となります。

当記事では商品販売によって利益を生むための考え方を体系的に解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

ジム売れ筋商品の選定とターゲット顧客の分析

ジム経営で商品販売を成功させるには、具体的にどんな商品が売れているかをリサーチすることと、ターゲットとなる顧客を分析することが大切です。

□ジムの物販でおすすめの商品

ジム経営の商品販売でおすすめのアイテムを紹介していきます。

プロテインやサプリメントなどの栄養補助食品

ジムでのトレーニング効果を促進する形で、タンパク質を含むシェイクやビタミンサプリメント、プロテインを販売することができます。

トレーニング後のリカバリーや体力回復に役立つ効果が期待できるので、利用者の関心は高いといえるでしょう。

ジムウェアやトレーニングウェア

ジムウェアやトレーニングウェアを販売することも一般的です。ジムで着用するウェアに加えて、シューズ・タオル・ストレッチバンドなどが挙げられます。

サイズやカラーは商品ごとに複数展開されているので、顧客の体系や好みに合わせたラインナップを揃えるのが望ましいでしょう。

フィットネス関連のグッズ

ヨガマット・エクササイズボール・バランスディスク・ストレッチ用具など、自宅でも利用可能なフィットネス関連のグッズを販売するという手法もあります。

自宅でのトレーニングや身体を動かしたいという需要は年々高まっているため、ジムのような広いスペースを確保できなくても活用できるような商品には訴求の余地があります。

□ターゲット顧客の解像度が低くないか注意

ジムのコンセプトが曖昧だと、どんな人にジムを利用してもらいたいかというイメージが乏しくなってしまい、集客にも支障が生じてしまいます。

年齢や性別だけでなく、居住地や職業、趣味や特技などからライフスタイルを想像し、具体的な人物像まで作り上げることが大切です。

例えば「リモートワークにより通勤の機会が減ったことから、運動する習慣を付けたい」というサラリーマンや、「子育てが一段落したので、リフレッシュできるような趣味を見つけたい」という主婦など、利用者層がどんな悩みを抱えているかまで落とし込めるのが理想的です。

店舗デザイン・陳列方法で集客力アップ

ジム経営において充実したトレーニング設備や、経験豊富なトレーナーを用意することはもちろん大切です。しかし顧客はジムが持つ雰囲気や「ここでトレーニングしたい!」という印象も同じくらい大切にしています。

それでは、店舗デザインや陳列方法についての考え方を解説していきます。

□ジムの利用者に合わせた店舗デザインに仕上げる

スポーツジムの店舗デザインから連想されるのは「かっこいい」や「スタイリッシュ」というイメージではないでしょうか。もちろん、このようなイメージでも十分に良い雰囲気の内装に仕上がるでしょう。

しかし店舗デザインのコンセプトとして重要なのは「利用者のモチベーションを向上できるようなデザイン」です。一口にジムの利用者といっても、ジムを利用する目的や心情は異なるため、やはりターゲットとなる顧客像を具体的に落とし込むことが大切になります。

例えば「筋力アップしたい」という利用者であれば、シンプルかつスタイリッシュなデザインで、トレーニングに集中しやすいような落ち着いた彩度の照明が好ましいです。潜在的な欲求である「もっと人として強くなりたい」、「モテたい」といった気持ちを後押しできるような効果を期待してデザインを設計しましょう。

また「ダイエットをしたい」という利用者であれば、ビビッドな色味を取り入れながら、集中力だけでなく安心感を与えられるような明るい照明を用いたデザインが好ましいです。ダイエットをしたい人は「痩せたいけど、激しい運動は苦手」というのが正直な本音です。モチベーションを減退させずに「運動って楽しいんだ!」と感じてもらえるようなデザインを設計しましょう。

□商品を陳列するコツを抑える

ジムの利用者が特定の商品に興味を持って購入するときには、「商品の陳列」という要因について理解しておく必要があります。ジムの利用者はトレーニングをするために来店しているのであって、商品を購入するためにジムに通っているわけではありません。

まずは商品が販売されていることを認識してもらい、興味関心を抱いてもらいながら購買率を高めていきましょう。その購買率を高めるのに必要なのが「商品の陳列」となります。たとえ同じ商品を販売していたとしても、陳列方法が異なるだけで売上が左右されるのです。

陳列を行う際に、最初に行いたいのがグルーピングです。グルーピングとは、同一の商品や関連性が高い商品、カラーリングが似ている商品などをまとめて陳列する手法を指します。

ひと目で商品が陳列されていると気づきやすくなる上に、まとまりを作ることでどんなカテゴリの商品なのか判別しやすいのがメリットです。またジムのイメージに適した什器やPOPなども活用することで、視覚的な効果を与えることもできます。

ジムのイメージや商品の性質に適した陳列方法にチャレンジしていくことで、商品の売上につながるような陳列を模索していきましょう。

効率的な運営・管理方法でコスト削減

ターゲットとなる顧客を分析できれば、より効率が良い運営方法や集客方法を実現することが可能になります。

更に固定費を抑えることが出来れば、コストの大幅な見直しが可能です。固定費の割合が大きいと、売上を伸ばせたとしても営業利益は想定ほどの数字がついてこないことがネックとなります。

□効率的な集客方法を理解して施策を打とう

ジム経営にて効率的に集客を行うには、やはりターゲットとなる顧客を分析し明確にすることが大切です。そこからジムの強みを明確にできれば、競合ジムとの差別化を図れるようになります。

また実際に集客のアプローチを行った場合には、効果検証も行うようにしましょう。「SNSでジムのアピールをしているが集客に繋がらない」というのはよくある悩みです。

例えばSNSのなかでも、利用中心層の年齢や性別は異なるため、ターゲットとなる顧客との親和性が高いSNSを中心に費用を投下するなどの取捨選択をしっかり判断するようにしましょう。

□固定費を抑えることでコストの削減が可能に

ジム経営は固定費を抑えることでコストの削減が可能になります。具体的な費用と、固定費を抑えるための対策をご紹介します。

水道光熱費
ジムで使用する照明やエアコン、マシンを稼働するための電気代に加えて、シャワールームの水道代です。電力量によっては新たな電力会社のプランを比較することで、費用を抑えることができないか検討してみましょう。

通信費
電話回線やパソコンに使用するインターネットの回線料金や郵便にかかる費用です。初回契約のキャンペーンを利用する方法がありますが、回線の安定性に支障が出ないか注意しましょう。

地代家賃
ジムで使用する建物を契約する際に必要な賃料は、地代家賃として計上します。地代家賃は変動しにくい性質の固定費ですが、オーナーとの交渉次第では家賃を下げられる可能性もあります。

広告宣伝費
ジムの宣伝のための費用です。チラシやのぼり、HP製作の外注費が該当します。SNSの活用やHP製作を自作で行うことで、広告宣伝費を抑えることができます。

人件費
受付スタッフやインストラクターなど、社員やアルバイトに支払う費用です。給与を抑えることは難しいため、必要なときに外注するという方法が挙げられます。

支払保険料
ジム経営を開始したときに加入する損害保険や火災保険にかかる費用です。更に安いプランが無いか、他の保険会社についても比較検討してみましょう。またオプションプランに加入しているなら、本当に必要なのかを精査することも大切です。

消耗品費
タオルやシャンプー、トイレットペーパーなど消耗品全般にかかる費用です。ジムの規模によっては、タオルをレンタルすることで回収からクリーニングまで委託するほうが費用を抑えられるケースもあります。

器具備品
トレーニングマシンやロッカーといった備品購入にかかる費用です。中古品を購入することで、費用を大幅に抑えることができます。新品で購入しなければならない理由が無ければ、中古品を検討することをおすすめします。

一般的に電気代や保険料、地代家賃、器具備品は固定費の中でも大きな割合を占めることになります。改めて固定費の見直しを行うことで、コストの削減ができないか確かめてみましょう。

ジム経営で儲かる商品販売戦略と成功のポイント

ジム経営において儲かる商品を販売することは、貴重な収入源の確保へとつながります。しかし商品を仕入れたとしても、販売できなければ売上にはなりません。

ジムで商品販売を行うメリットや、商品販売を成功させるためのポイントについて解説していきます。

□ジムで商品販売を行うメリット

ジムで商品販売を行うことは、ジム経営で商品を販売するトレーニングジムにとっても、顧客にとってもメリットがあります。

トレーニングジムにとってのメリットは、お客さんのニーズに合わせて必要なアイテムを販売しやすいことです。筋トレ目的の顧客に対してはプロテイン、ストレッチや体調管理が目的の顧客にはヨガマットなど、関連性の高い訴求が可能となります。

顧客にとってのメリットは、トレーニングで使用するアイテムを効率良く入手できることです。店舗のスタッフやトレーナーに相談しながら商品を購入するかを決められるため、自分に合った商品を選ぶことが出来ます。

通販では興味を持たないような商品でも、店舗販売によって顧客の購買意欲を高めることができるかもしれません。

□ジムで商品販売が成功しにくい理由

ジム経営において商品販売がなかなか成功しないケースも考えられます。ジムでの商品販売は現地ですぐ購入できるものの、「必要なときに購入する」という意識を持つ顧客も一定数存在します。

また顧客はトレーニングのためにジムに通っているため、そもそもジムで商品を購入するという発想を持っていない顧客も珍しくありません。

またジムでの商品販売は品数や種類が限られやすく、より多くのデザインやサイズから選びたい顧客にとっては購入しにくいという側面もあります。

□ジムで商品販売を成功させるポイントとは?

ジム経営において商品販売を成功させるポイントは以下の通りです。

実際に商品を体験してもらう
実際に商品を体験してもらうことで、トレーニングに役立つアイテムだと訴求することが可能になります。

期間限定でサンプルを配ったり、試用品を置いておくことで、気軽に商品を手に取ってもらえたりするようになります。その場で即決してもらわなくても、一定期間経ってから商品を購入してもらえるかもしれません。

POPを用いて視覚的に訴求を行う
利用者はトレーニングのためにジムに通っているので、商品を販売していることに気付かないことも考えられます。

そのため視覚的に目を引くようなPOPを作成したり、チラシを作成したりする施策を取り入れてみましょう。スタッフによる声掛けも効果的です。ただし、売り込み感が強くならないように注意しましょう。

必要以上に在庫を抱えすぎない
商品販売を始める場合、商品を仕入れるために一定数の商品を購入する必要があります。

もし商品が購入されなければ在庫として残ったままになるので、商品を保存するスペースを確保しなければなりません。また在庫管理を怠ってしまうと、売上の計上ミスにもつながってしまいます。

まずは少数で購入することで在庫が余ることを防ぎ、売上の推移を確認しながら、徐々に仕入れの数を増やしていくようにしましょう。

まとめ

ジム経営において、商品販売は大きな利益獲得につながる可能性を秘めています。しかし戦略を立てなければ、むしろ在庫過剰となってしまい、経営上において負担となりかねません。

また固定費の削減など管理方法を見直すことで、売上を伸ばすだけでなく、費用を削減することで利益を捻出できないかも検討してみましょう。

株式会社アースカラーではジム経営者様向けに、商品販売のスケジューリングやスポーツジムのコスト削減のサポートを行っております。

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詳しくは無料相談を受け付けていますので、お問い合わせよりご相談をお待ちしています。